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D・BOX-K

 

D・BOX-Kとは?

「土のう」を現代の地盤対策施工技術として活用できるように開発された工法で、地盤補強・振動低減対策・液状化対策などの効果を持つ地盤改良の製品です

墓地の地盤補強効果
墓石への地震動の低減効果
液状化防止効果
凍結防止効果

D・BOX-K 施工手順

D・BOX-Kを施工するには、メトリー技術研究所鰍ェ認定する「D・BOX施工管理検定2級」資格が必要となります。
巨ホ沢石材では2級管理者「登録番号DS210K-0073]が責任を持って施工いたします。

 

 

@ D・BOXーKを施設する箇所の掘削

 

A プレートランマーを使用して、各段毎に転圧

 

B 下から2段目

 

C 下から3段目

 

D 下から4段目 D・BOXーK施工完了

 

E D・BOXーK施工後、ブルーシートを敷き、コンクリートがD・BOXーKに流れ込まないように養生

 

F 基礎工事完了

 

G 墓石建立 完了

 

 

 

 

 

D・BOXーKメカニズム

D・BOX-K説明

もはや『土のう』とは呼べないほど進化した工法。単なる仮設材でもなく、単なる災害対策技術でもない。地耐力の大幅な向上、局所圧密・強化作用、そして地震動や交通振動の低減を可能にし、しかも環境負荷が少なく、耐久性やコストパフォーマンスが高い。この工法を『D・BOX(ディー・ボックス)工法』と名付け直しました。ついに『土のう』はここまで進化と信頼性を遂げたのです。
袋内部にガイドゲージというプラスチック製の連結ジグを設けた小型D・BOXで、重機の搬入が困難な現場などでも使用できる機動性を持ち、ガイドゲージにより構造物に合った正確な寸法で設置できます。ジョイントにより水平2方向に完全接続できるため、高い連続性と大きな荷重分散効果が得られます。

 

砕石の入った土のう、ソイルバッグ、D・BOXは、水だけを通して土粒子を通さない排水層にもなるので、その直下の軟弱地盤を局所的に圧密させる。この「局所的な圧密」は、上載荷重に合わせて土のう直下から必要な分だけ圧密させるので、沈下量も小さく、沈下の収まる時間も短くなるということが、現場実験と解析計算(広島大学山本春行による)によって分かっている(特に、即時沈下後の沈下の収まる時間が極めて短いのは注目に値する)。土のうやD・BOXの直下に何も入れなくても、いわば勝手に上載荷重に合わせて自然に地盤が強くなっていくというのは面白い(ただし、子供にいきなり大きな荷物を担がせられないように、現在の荷重と同じ程度の荷重増分にとどめないと地盤が破壊する可能性があるので注意を要する! 状況によっては現場で沈下計測をすべきである)。

 

今は、地盤改良といえば「セメント改良」を意味する時代であるが、セメント改良では、たとえ固まったとしても水を通しにくくするので、時として致命的である。土の事故はほとんど全てが水がらみで起こっている。いかに水を制するかがキーポイントである。これからは、上述の「土を育てる」工法が、究極の地盤改良工法になると思われる。この地球に優しい「土を育てる」工法を用いない手はない!